国防科技工業軍民融合発展成果展が、7月16日午前に北京市で盛大に開幕した。軍用から民間用に転じた、約1000点の代表的な成果と製品が展示された。環球網が伝えた。
主な出展企業の一つである中国兵器装備集団公司は、「中国のビッグドッグ」と呼ばれる4足歩行ロボットなど、斬新な製品を出展した。同ロボットの重量は250キロで、160キロの荷物を搭載可能。20センチまでの垂直の障害物を突破でき、傾斜30度の坂を通行できる。最高速度は秒速1.4メートルで、航続時間は2時間。
同ロボットは主に足型ロボットシステム、動力ユニット、感知システム、制御システムによって構成されている。共通プラットフォームとして、陸軍の作戦、救急・災害救助、戦場の偵察、鉱山の輸送、地質調査など、複雑な路面での物資の輸送が可能。この中国が独自に開発したロボットの全体指標は、すでに米国の同タイプのロボットと肩を並べている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月20日