英国メディアの報道によると、タイ・チェンマイで開催された高校生を対象とした「国際数学オリンピック(IMO)」で、米国が21年ぶりの総合優勝を飾った。2013年、14年と2年連続で総合優勝するなど、優勝の常連国中国は2位だった。銭江晩報が報じた。
英紙「ガーディアン」によると、15日のテストが終了すると、IMOに参加した英国チームを率いたバース大学のジェフスミス博士は、「IMO は1959年から始まったが、今回が最も難しかった」と話した。米国は金メダル5枚で、中国を破った。
報道によると、テストは2日間あり、各1日4時間半で3問ずつに挑戦する。出題範囲は幾何、数論、代数などで、微積分などの高等数学は含まれないものの、難問となっている。電卓を使うことはできない。
米コネチカット州から来た米国チームの選手マイケル・クラルさん(17)は、「6月はずっと、他の5人の16歳から18歳の選手と、特訓を積み重ねた」とし、「今までに参加した他の試合よりもはるかに難しい。他の多くのチームは慣れなかった」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月20日