国防科技工業軍民融合発展成果展が、7月16日午前に北京市で盛大に開幕した。軍用から民間用に転じた、約1000点の代表的な成果と製品が展示された。環球網が伝えた。
屋外の展示ブースでは、レーダーアンテナのようなものをルーフに搭載したトラックが目立っていた。この兵器の正式名称は、「WB-I型テロ防止・阻止システム」で、非致死性の指向性エネルギー兵器(マイクロ波兵器)だ。高出力のビームを照射することで、人の皮膚表面に強烈な火傷の感覚を与え、降伏を強いる。この武器の有効使用半径は80メートルで、出力を高めることで1キロに達する。同システムは効果的かつ安全で、操作も補給も簡単に行える。主にテロ対策と要衝の防衛に使用可能。また、艦船に取り付け、海上の主権維持、海賊撲滅などの任務に使用することもできる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月20日