カナダ連邦総選挙が現地時間10月19日、投開票が行われ、野党・自由党が大勝し政権交代を勝ち取った。合計338議席中、初めて中国大陸部から移民した譚耕氏が国会議員に当選し、歴史を切り開いた。
大陸をルーツに持つ中国系移民の譚耕氏は当選後、勝利のスピーチを行なった。譚氏は北京で生まれ、湖南省で育った。湖南大学卒業後、長年にわたり化学工業の分野に従事した。1988年、トロント大学の全額奨学金を申請し、同大学化学工業学科と応用化学科に進学し、修士号と博士号を取得した。その後、カナダ国立素粒子原子核研究所で勤務、原子力化学の分野における上級科学者だった。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月21日