今年の「ダブル11」(独身の日、11月11日)の買い物シーズンに向けた第3回蘇寧O2Oショッピングデー計画会議が20日に行われた(O2Oはオンラインツーオフラインのこと)。蘇寧雲商集団の侯恩竜最高執行責任者(COO)は会議の中で、「今回のショッピングデー期間に、蘇寧は主として低価格戦略をうち出す予定で、大量の人気商品がどれも同業他店舗よりさらに安くなる」と発表した。「京華時報」が伝えた。
蘇寧は天猫(Tmall)と提携して同盟を結んでおり、今年のダブル11は例年よりさらに見どころが多くなると予想される。今年の天猫のダブル11のイベントとサービスは蘇寧の店舗でも展開され、全国に1600店ある蘇寧の店舗に蘇寧天猫総合サービスカウンターが設置され、天猫ユーザー向けに携帯電話やデジタル商品のクイック点検・修理、購入後のメンテナンスなどのサービスが提供される予定。また蘇寧は店舗を窓口として各種のイベントやサービスを展開する予定で、店舗をダブル11の「第2の主戦場」にする構えだ。双方は今後、アフターサービスのルートで徐々に提携を深めていき、天猫で購入した携帯やデジタル商品が、蘇寧店舗の天猫サービスカウンターで点検・修理を受けられるようになる。ダブル11の期間中、蘇寧の店舗では天猫ユーザーに「ご来店とバーコード読み取りでプレゼント進呈」、「古い機種を新機種に」、「購入後のメンテナンス」といった総合サービスを提供する予定だ。ここからわかることは、蘇寧の提唱する「小売CPU」(小売資源を統合してO2Oサービスの能力を高める発展戦略)の開放的環境がより一層深化するだろうということだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月21日