2015年11月10日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

第8回全国通訳コンテスト 北京第二外国語学院生が「逐次」「同通」で優勝

人民網日本語版 2015年11月10日10:49

日本語同時通訳で優勝した北京第二外国語学院の王世彦さん日本語逐次通訳で優勝した北京第二外国語学院の許諾さん中国教育科学文化衛生体育工会の白立文・巡視員杏林大学の塚本慶一教授著名な日本語同時通訳者の蔡院森外交部(省)高級通訳者の林暢台湾輔仁大学異文化研究所の楊承淑・所長中央テレビ局(CCTV)外事処の邱鵬鳴・副翻訳審査官中国国際放送局(CRI)総編集室の傅頴・副主任日本語部門決勝戦審査員コンテスト会場記念撮影する日本語同時通訳部門の選手と来賓記念撮影する日本語逐次通訳部門の選手と来賓
pre
next

「イオン杯」第8回全国通訳コンテストが7日、北京第二外国語学院で開催され、全国40ヶ所の大学から80名余りの選手が予選に参加した。今年はフランス語、ドイツ語、ロシア語、韓国(朝鮮)語の逐次通訳と、日本語の逐次通訳、同時通訳の5言語6部門で競われ、最終的に日本語逐次通訳部門を北京第二外国語学院大学院3年生の許諾さんが、日本語同時通訳部門を同校大学院3年生の王世彦さんがそれぞれ優勝を勝ち取った。人民網が伝えた。

日本語部門の審査員は、中国教育科学文化衛生体育工会の白立文・巡視員、著名な日本語同時通訳者の蔡院森氏、中国国際放送局(CRI)総編集室の傅頴・副室長、外交部(外務省)高級通訳者の林暢氏、中央テレビ(CCTV)外事処の邱鵬鳴・副訳審(准教授に相当)、台湾輔仁大学異文化研究所の楊承淑・所長および杏林大学の塚本慶一教授らが務めた。

塚本教授は、毎年参加選手の通訳レベルが向上していると感嘆するとともに、「身の回りの学習ソースの活用、相互学習による通訳力向上、先生を追い越すことを目標に努力を続けること」という3つの提案を示した。また、他の審査員からもイントネーションの修正や母国語レベルの向上、「繁から簡」という通訳原則の遵守、日ごろから時事問題に関心を持つことといった提案があった。今年初めて審査員を務めた外交部高級通訳者の林暢氏は、「外交通訳、とりわけ指導者の発言は一字一句漏らさず伝える必要がある。皆さんも漏れのない通訳を意識したトレーニングを行ってほしい」と選手らを激励した。

今年のコンテストの日本語部門は逐次通訳、同時通訳のいずれも北京第二外国語学院の選手が優勝を攫った。彼らは、「シャドーイングや模擬通訳、ノートテイキングといった通訳トレーニングは、通訳力向上に大いに役立ち、授業以外での時間でトレーニングを続けることが大切」と話す。逐次通訳部門で優勝した許諾さんは、「ほぼ毎日夜7時から日本のニュースを聞きながら通訳トレーニングをしており、コンテスト当日のコンディションも重要だが、日ごろの積み重ねこそいい成績を収められた決定的な要素だ」と語った。

同コンテストは中国翻訳協会と北京第二外国語学院が主催、イオン1パーセントクラブ、イオン(中国)投資公司が協賛し、在中国日本国大使館など多くの機関の後援を得ている。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年11月10日

附:日本語逐次通訳、同時通訳受賞者名簿

(逐次通訳部門)

一等賞:北京第二外国語学院 許諾

二等賞:北京語言大学 劉佳宝、上海外国語大学 張俊青

三等賞:北京外国語大学 王暁瑩、大連外国語大学 叢宏芸、天津外国語大学 盧瀟

(同時通訳部門)

一等賞:北京第二外国語学院 王世彦

二等賞:天津外国語大学 劉俐君、北京外国語大学 尚暁佳

三等賞:北京外国語大学 倫秀麗、広東外語外貿大学 金丙珉 中国人民大学 李京一

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ