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アリババ、クラブW杯メインスポンサーに

人民網日本語版 2015年12月11日08:55

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アリババは東京で9日、国際サッカー連盟(FIFA)とプレゼンティング・パートナー契約を取り交わし、2015年から2022年までの8年間、FIFAが開催するクラブワールド杯(W杯)のメインスポンサーとなることを発表した。中国企業が世界トップクラスのサッカー大会のメインスポンサーとなるのは今回が初めて。また、FIFAにとっても中国企業がメインスポンサーとなる唯一の開催大会となる。これにより、クラブW杯が今後中国で開催される可能性も濃厚となった。北京晩報が伝えた。

トヨタ自動車とFIFAとの間で34年間続いたクラブW杯メインスポンサー契約が今年末で終了し、契約の更新は行われない。両者の間では「クラブW杯は2年ごとに日本で開催し、また2年連続同じ開催地で開催する。例えば2013年と2014年はモロッコで、今年と来年2016年は日本で、2017年と2018年はアラブ連合共和国アブダビ首長国で開催する」という成文化されていない合意を以前交わしていた。

アリババがトヨタに代わりクラブW杯のメインスポンサーとなった今、開催地が中国となる可能性は高い。現在の申請状況から、はやければ2019年には中国で開催される可能性が考えられるが、この件についてはアリババとFIFAが取り交わした契約書に盛り込まれていない。また中国サッカー協会と各地サッカー協会が正式に開催申請を行った上で、公開投票に参加しなければならない。

またクラブW杯の現行規程によると、同大会への参加は6大陸連盟の各代表(優勝チーム)の他、開催国代表に出場権が与えられる。もしクラブW杯が中国で開催された場合、中国から少なくとも1チームが出場できることになる。さらに、中国がアジアチャンピオンズリーズで優勝すれば、中国の2チームがクラブW杯で手を取り合って戦うこともあり得るのだ。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月11日

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