13日午後に行われた2015クラブW杯準々決勝で、アジアチャンピオンリーグの覇者・広州恒大が、北米チャンピオンのクラブ・アメリカ(メキシコ)を2対1で下し、FCバルセロナとの準決勝に駒を進めた。中国新聞網が伝えた。
前半、クラブ・アメリカは何度も李帥が守るゴールを攻めた。DFパオロ・ゴルツのフリー・キックがゴールポストに当たったが、李帥がしっかりと守り、得点は入らず0:0で終了した。
後半開始後もクラブ・アメリカの攻勢は変わらず、2本のヘディングシュートが危うくゴールとなるところだった。55分、ついに、ペラルタの右からの攻撃が鄭智のディフェンスを抜き、FWダリオ・ベネデットに繋いでゴール、1点が入った。広州恒大は1点を先制され、不利な状況に陥った。
80分、広州恒大に反撃のチャンスがめぐって来た。ブラジルからの助っ人MFパウリーニョが左から突進してゴールラインを割り、ボールを受けた郜林が後ろから回り込み、途中から出ていた鄭龍にパスでつなぎ、ボールは鄭龍の左足から相手方ディフェンダーの脚を越えてゴールに入った。2人の中国人選手の絶妙な連携プレイで、1対1の同点に追いついた。
最後の1分、パウリーニョのヘディングシュートが見事に決まり、広州恒大は2対1でクラブ・アメリカを下した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月14日