29試合という広州恒大の連勝記録が、強豪バルセロナに阻まれた。両チームの実力差から見れば、当然の結果であると受け止めざるを得ない。17日、横浜で開催されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で、広州恒大は0-3でバルセロナに敗れた。人民網が報じた。
広州恒大がクラブW杯準決勝で欧州チャンピオンズリーグ覇者と対決するのは、これで2回目だった。2年前、広州恒大は独1部リーグのバイエルン・ミュンヘンと対戦、今回と同じ0-3で涙をのんだ。
バルセロナのエースであるFWリオネル・メッシは、大会前に突然見舞われた腎疝痛(腎・尿路結石による疼痛)のため準決勝を欠場した上、FWネイマールも負傷のため欠場したため、FW陣ではルイス・スアレスが頼みの綱となった。ウクライナ出身のこのストライカーは、皆の期待通りの活躍を見せて3点を入れ、準決勝での最高功労者となった。
準決勝には敗れたものの、広州恒大には依然、クラブW杯でのベスト記録更新のチャンスがある。20日、広州恒大はサンフレッチェ広島との3位決定戦に臨む。バルセロナは同日、アルゼンチンのリバープレートと決勝戦で対決する。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月18日