習近平国家主席は20日、カイロに到着し、宿泊先のホテルでイスマイール首相と会談した。人民日報が伝えた。
習主席は「現在、中国・エジプト関係はかつてないチャンスと大きな将来性を前にしている。両国は発展戦略の連結を強化し、『一帯一路(1ベルト、1ロード)』共同建設の枠組で協力を加速し、共通認識を早期に実際の成果に変えるべきだ。中国側は能力ある企業によるエジプトの大型建設への参加を奨励し、支持する。エジプト側とインフラ整備協力を強化し、生産能力協力を引き続き進めたい。今年は両国の国交樹立から60周年であり、双方は文化年を互いに催す。双方は青年交流を促進し、相手国への観光を奨励し、人的・文化交流・協力を深化する必要がある。両国は多くの重大な国際問題において立場が近い。国際情勢が深く変化する中、双方は国際問題で意思疎通と調整を強化する必要がある」と表明した。
イスマイール首相は「エジプトは中国との伝統的親善を大切にしており、各分野の協力の深化を望んでいる。エジプト側は『一帯一路』イニシアティブを支持しており、協力に積極的に参加し、中国と欧州の貿易をつなぐ通路となることを望んでいる。国連問題その他多国間分野で中国との調整を強化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月21日
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