2015年12月11日  
 

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世界の平和・発展への中国の貢献

人民網日本語版 2015年12月11日09:15

 2015年、中国の「コミュニティ」は活発化した。習近平国家主席は今年活発に外遊し、世界では「中国ブーム」の新たなうねりが巻き起こった。中露関係は引き続き高水準で進み、両国は発展戦略の連結を実現した。中米は新型の大国関係の構築に引き続き努力することを重ねて表明し、実務協力を促進した。中英は21世紀志向のグローバルな包括的・戦略的パートナーシップを構築することを決定し、両国関係の「黄金時代」を切り開いた。中越は「良き隣人、良き友人、良き同志、良きパートナー」という「4つの良き」関係をさらに深化した。中国・アフリカ関係は包括的・戦略的協力パートナーシップへと格上げされ、双方協力は新たな道程を切り開いた。(文:華益声・国際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 中国外交を常に貫く主軸は、協力・ウィンウィンを核心とする新型の国際関係だ。

 中国が打ち出した新型の国際関係という理念には科学性がある。現在の世界では平和、発展、協力、ウィンウィンという時代の潮流が一層強まっている。いかなる国または国家集団も単独で世界の問題をつかさどることはできず、ゼロサムゲームや冷戦思考はすでに時代後れだ。西洋の力は相対的に下降し、「南昇北降」が大勢となっており、世界のパワーバランスはより均衡的な方向へと発展している。国際社会は日増しに運命共同体となっており、世界各国の結びつきは日増しに緊密化し、相互依存は日増しに深まっている。こうした趨勢は新型の国際関係の構築の基礎だ。

 新型の国際関係という理念には必要性もある。国際関係において不公正、不平等が依然として際立ち、多極化プロセスが曲折を経ていることは否定できない。覇権主義、強権主義と新干渉主義がある程度台頭している。一部の国は同盟関係を盲信し、小グループの利益を公共の利益よりも優先している。世界と地域の情勢に影響を与える不確定要因、不安定化要因を取り除くのは困難であり、グローバルな試練は絶えることがない。各国間の発展の不均衡という問題も解決されていない。多くの試練を前に、中国の打ち出した新型の国際関係という理念は調和的共存、共同発展という全く新たな思考と選択を各国に提供した。

 中国の打ち出した新型の国際関係という理念はいくつかの主要な内容を含む。


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