習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は9日、自らがトップを務める中央改革全面深化指導グループの第19回会議で重要談話を発表した。人民日報が伝えた。
習総書記は「今年に入り、中央の指導の下、各地区・各部門は党の第18期第3回、第4回、第5回中央委員会全体会議の精神を全面的に貫徹し、力強く重みのある改革の成果を打ち出し、改革は全面的に力を発揮し、多くの点で突破口を開き、踏み込んで推進する良好な基調を呈している。来年は第13次五カ年計画のスタートの年であり、各改革任務、制度建設は小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成という目標に焦点を合わせ、新体制の構築・発展に焦点を合わせ、精密に力を尽くし、責任を厳正にし、しっかりと実行し、各改革の予定通りの成果を確保する必要がある」と強調した。
会議は「来年の改革の全体的構想は、第3回、第4回、第5回中央委員会全体会議のまとめた改革措置を推進し、戦略的目標『4つの全面』を堅持し、革新、協調、緑色、開放、共有という発展理念を貫徹実施し、問題の誘導を際立たせ、精密な取り組みを際立たせ、制度の整備を際立たせ、監察・実行を際立たせ、象徴的、先導的な重点的改革任務を押さえ、主導的に出撃することだ」と強調。
「改革の取り組みがしっかりと実行されるか否かは、実行の責任が鍵となる。部門と地方という2つの責任主体をしっかりと押さえ、改革の責任をしっかりと理解させ、しっかりと実行させ、責任によって行動を促し、責任によって効果を問い、改革計画の策定、評価、監察、実行など各段階をしっかりと押さえ、全段階の進行、全段階の責任を徹底する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月10日