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舞踏家ヤン・リーピン率いる歌舞劇「シャングリラ」が日本で大盛況

人民網日本語版 2016年04月14日10:47

カーテンコールにこたえる楊麗萍カーテンコールにこたえる小彩旗公演を観賞する程永華大使(左から2番目)カーテンコールにこたえる楊麗萍と出演者カーテンコールにこたえる出演者カーテンコールにこたえる出演者
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中国の著名な舞踏家・楊麗萍(ヤン・リーピン)が公演芸術監督・構成・主演を務める「シャングリラ」日本公演が今月9‐17日まで、東京渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われている。全10公演のチケットは、楊麗萍らが7日日本入りする前に、完売となった。東方新報が報じた。

「最後の舞台」

9日午後5時に始まった「シャングリラ」の1日目の東京公演は、会場の1階から3階までの2000席が満員となり、どのシーン、どの舞いも、会場から大きな拍手が巻き起こるなど、大盛況となった。終了後、楊麗萍は出演者全員とステージに立ち、観客にあいさつを行い、スタッフが楊麗萍に花束をプレゼントした。同公演は、程永華駐日中国大使や王軍・参事官、陳諍・文化参事官らも観賞した。

公演の途中の休憩時や終了後、大ホールでは観客が列を作って「シャングリラ」の画集を購入。雲南省の少数民族の服なども人気となった。

2008年、10年に続く6年ぶりの日本公演となった「シャングリラ」。ソロダンス「孔雀の精霊」で知られる舞踏家・楊麗萍が訪日し、ソロダンス「月光」と「孔雀の精霊」も披露。会場から鳴りやまぬ拍手が起こった。楊麗萍にとって、今回の東京公演が最後の舞台。今後は、裏方に徹し、公演芸術監督や構成に集中し、表舞台からは退く。

「この浄土を守る」

今年2月、楊麗萍は東京を訪問し、宣伝を行い、日本や中国のメディアの取材に対して、「『シャングリラ』は少数民族が数千年にわたって積み上げてきた文化の代表。伝統的な要素を含み、自然と生命を表現している。構成を担う者として、民間の中から込められた思いを掘り出し、発芽させ、成長させていかなければばらない。この浄土を守るというのが私の責任」と語った。

雲南省の少数民族が暮らす地域で生まれた民族歌舞集である「シャングリラ」は、中国の舞踊史で衰えぬ人気を誇る名作。中国国内外で好評を博し、「中国の名刺」的存在となっている。08年3月に、1週間の東京公演が行われた時にも、11公演全てが大盛況となり、楊麗萍が「孔雀の精霊」として一気に知られるようになった。10年に2度目の日本公演が行われた時も、大人気で、楊麗萍の美しい舞が日本の観客を魅了した。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年4月14日

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