田沁鑫(ティエン・チンシン)が監督をつとめ、小彩旗(シャオ・ツァイチー)と韓東君が主演する新劇「サンザシの木の恋」が8日、国家大劇院で上演される。3日に浙江省桐郷市の烏鎮で初公演を行ったのに続き、首都で上演される。同劇は3日に烏鎮で初公演を行い、初めて舞台に出演した小彩旗はやや幼い演技だったものの、自然な青春のムードが好感を与えた。
「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)で有名になった小彩旗は初めての新劇界への進出となるが、「舞台の上で話しをできるなんて、胸が一杯」と語る。初演の日、小彩旗の家族はほとんど全員が会場を訪れて彼女を応援した。小彩旗の叔母にあたる有名な女性舞踏家、楊麗萍(ヤン・リーピン)も観劇に訪れた。終了後に楊麗萍は「彼女の演技は悪くないと思う。彼女は10年以上の舞台に立つ経験があり、舞台で緊張はしないが、観客の前で演技するのは2回目だ。作品は練習が必要だが、彼女はセリフも忘れず、標準語も悪くなかったので驚いた」と語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月10日