人民網記者が22日、熊本市を取材したところ、市内では多くの建物や住宅、公共施設の壁や地面が地震による被害を受けていた。人民網が伝えた。
日本三名城の一つである熊本城も地震の被害を受け、現在は全ての入り口が立ち入り禁止となっている。報道によると、熊本城の正門や天守閣の入り口周辺など、約6カ所の石垣が崩落し、国重要文化財の長塀が約100メートルにわたって崩れた。また、天守閣の上にあった「しゃちほこ」も落下したとみられる。連日の余震の影響で、城の中に入って被害状況を調べることができない状況だ。
また、熊本城の東側にある東十八間櫓(やぐら)が倒壊し、櫓の下にあった熊本大神宮が櫓の倒壊にのみ込まれ、完全に倒壊した。熊本大神宮は1876年に建造されたもので、現地の重要な歴史文化遺産。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年4月23日