米国ネバダ州の政府関係者が9日明らかにした内容によれば、世界初の「人が乗れるドローン(自律型有人ドローン)」の「Ehang 184」の飛行テストがネバダ州で行われるという。ネバダ州は中国のドローン開発会社であるEHang社の米国連邦航空局(FAA)への飛行申請をサポートし、この「ドローンタクシー」の商品化を推し進めている。人民網が伝えた。
ネバダ州知事傘下の経済開発室の航空・国防工業の責任者トム・ヴィルチェック氏によれば、同当局と州政府が支援するネバダ州自律システム研究所(NIAS)はすでに中国広州に本社を据える億航智能技術有限会社(EHang)と「歴史的な」協議を締結し、パートナー関係を築き、自律型有人ドローンの飛行テスト、研究開発とトレーニングなどにおいて、提携を行うという。
「Ehang 184」の名前の由来は、このドローンが「1人」乗りで、「8つ」のプロペラと「4本」のアームが四方に伸びているため。その外観はヘリコプターに似ており、完全な自動操縦を実現しているという。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年6月12日