日本で大ヒット上映中のアニメーション映画「君の名は。」の新海誠監督が今月21日に中国を訪問するのを前に、男主人公・立花瀧と女主人公・宮水三葉の普段の暮らしを捉えた一連の画像が公開された。同映画は12月2日に中国で公開される。新華網が報じた。
公開された画像は、大都会の東京で暮らす立花瀧と山奥にある静かな田舎で暮らす宮水三葉という見知らぬ二人が、異なる時空にいながら「運命の定め」であるかのように同じことをする様子を描いている。画像をじっくり見ると、主人公の高校生二人の散らかった部屋には、使ったドライヤーがそのまま置かれていたり、脱いだ靴下が脱ぎっぱなしになっているほか、太陽に照らされ木の下には影ができていたり、高層ビルの窓が一つ一つ描かれていたりと、非常に細かく美しい背景にこだわる新海誠監督の作風がよく分かる。
最近公表された計画によると、新海誠監督は、21日に同作品の中国プレミアセレモニーに出席した後、22日には映画発表会に参加し、映画の全面的なチケット前売り開始を発表する予定だ。その後、23日には、熱い中国のファンへの感謝を示すため、サイン会を行うことになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月21日
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