2016年11月30日  
 

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中国自主的に開発した抗HIV薬、腎臓への負担を軽減

人民網日本語版 2016年11月30日10:55

国家衛生計画生育委員会科学教育司が29日に発表した情報によると、中国人科学者が「重大新薬開発」科学技術重大特別プロジェクトの支援を受け、自主的に開発に成功した次世代抗エイズ薬、HIV融合抑制剤「艾博衛泰」が、国家食品薬品監督管理総局と新薬開発国家科学技術重大特別プロジェクトの「革新薬品審査・批准グリーンルート」を通過した。同薬は優先審査・批准、審査期間短縮の待遇を受けることとなった。批准が下りれば、臨床応用に広く用いられる。光明日報が伝えた。

長期的に効果を発揮する注射剤は、HIV患者に伝統的な内服薬にはない臨床上のメリットをもたらす。これは世界の抗HIV薬の開発の重要な趨勢となっている。国家衛生計画生育委員会エイズ専門家諮問委員会委員の呉昊氏は、「有効性と安全についてだが、臨床試験のデータを比較すると、同薬の治療効果は先進国で広く用いられている第二類医薬品を上回り、特に腎臓の負担が大幅に軽減された。この開発成果は、世界の抗HIV薬の開発分野において重大な進展となった」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年11月30日

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