日本で数々の興行収入記録を塗り替えている長編アニメーション映画「君の名は。」の中国公開へ向けて、新たな進展が見られた。29日、日本の配給会社・東宝が、中国大陸部の提携先である光線影業とその傘下の彩条屋影業と共同で、同作品の中国大陸部公開へ向けて手続きを進めていることを発表した。中国のファンは、年内にも映画館でこの傑作アニメを見ることができる見込みだ。
新海誠監督の力作となった「君の名は。」について、日本メディアは「新海誠監督の最高傑作」と評価し、興行収入は早い時期に100億円を突破した。日本のアニメーションでは宮崎駿氏に続き、興行収入100億円突破を達成した2人目のアニメ映画監督となった。日本での興行収入は現在、111億円に達しており、アニメーション映画の興行収入歴代6位に付けている。日本で同作品を見た人や業界関係者の評価は非常に高く、日本のネットユーザーからは「とても不思議な魔力がある」との声も上がっている。中国でも既に大きな話題となっており、中国公開を期待する声は日に日に高まっている。
これまでにも中国公開のニュースはあったものの、噂の域を出ないものだった。しかし、映画評論サイトの時光網が微博(ウェイボー)公式アカウントで29日、「光線影業が中国公開を認めた」とし、今後外国映画の審査を経て、年内にも公開される見込みであることを明らかにした。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月30日
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