午後2時・朗園・音声監督
テレビ・ラジオ業界で10年のキャリアがある徐昆鵬さんは、知識サービス分野の代表的アプリケーション「得到」で音声監督を務めている。録音ブースの中で、徐さんの向かい側に座っているのは、長年100人を超える学生を相手に講義をしてきた大学教員や学問の世界に没頭してきた専門家など。しかしマイクに向かって話された言葉は、最終的に徐さんの調整により、自然でわかりやすい内容になる。徐さんが考える音声監督とは「音声の品質をコントロールする人」。ベースとなる本の選択、台本の編集、録音、編集、校正、公開まで、1冊の本の内容を30分間の音声コンテンツにまとめるのに、203時間ほどかけて極限まで磨きをかける。それにより、「読み終えるのに数日から数週間もかかる本の内容を、視聴者はたった30分で聞き終えることができる」という。
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