午前3時・朝陽病院・救急科の医師
袁偉さんは26歳から同病院の救急科で宿直を担当し、救急現場をはじめ、多くの科を経験し、現在は副主任医師となっている。患者や家族、医療機器の間を忙しく動き回り、座って休む時間もほとんどないほど。救急科で働いた12年の間で、A型インフルエンザで運びこまれ、発熱から救急処置を経てわずか3日で亡くなってしまった18歳の患者や、何度も救急科に運びこまれながら、最後は回復して元気に退院していった患者に出会った。一般の人にしてみれば、人の生死は偶然であったり、順を経て経験するものだが、袁さんは毎日、時には1分毎に、向き合わなければならない。
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