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四川省でマグニチュード5.7の地震 たき火で暖を取る被災者たち

人民網日本語版 2018年12月17日11:07
四川省でマグニチュード5.7の地震 たき火で暖を取る被災者たち
地震で生じた山崩れ。

四川省宜賓市興文県周家鎮で16日、マグニチュード5.7の地震が発生した。その震源の深さは12キロ。応急管理部はすでに4級応急措置を発動しており、作業グループを手配し、被災地の救援活動にあたらせている。

応急管理部の関係責任者によると、16日17時30分時点で、すでに16人の負傷が確認されており、震源地近くの郷鎮では強い揺れを感じ、一部の家屋で亀裂などが確認されたほか、倒壊した家屋もわずかながらあるという。また一部の郷鎮では停電やガスの供給停止が生じており、一部の道路も山崩れなどが原因で遮断されている。現地ではすでに消防と救助隊が震源地における捜索活動を展開しており、地震救援チーム5チームがすでに組織されており、随時現場に出動が可能な状態になっている。現地政府は被災地において被災状況の調査と救援、救助、けが人の治療などを全面的に進めている。

中国地震台網の観測によると、今回の地震の震源地は興文県から約20キロ、宜賓市から約70キロ、成都市から約270キロ離れた地点となっており、震源地から50キロ範囲内の人口密度は1平方キロメートルあたり約370人となっている。

16日夜は、日が落ちるとしんしんと刺し込むような寒さがあたりを包み、臨時避難所では救援スタッフやボランティア、被災者たちがたき火を囲んで暖をとっていた。(編集TG)

「人民網日本語版」2018年12月17日


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