中国の科学研究者は中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園で、新種の蘭を発見し「緑花芋蘭」と命名した。この成果は先ほど、世界的な専門誌に掲載された。新華社が伝えた。
論文の著者の一人、中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園の李剣武上級エンジニアによると、ラン科ネルビリア属は世界に70種以上あり、中国には11種が分布している。李氏は2011年、同植物園の百竹園で初めてこの「緑花芋蘭」を発見した。李氏はその後、同植物園の劉強副研究員と協力し、形態的な特徴の対比により、これがネルビリア属の新種であることを確認した。
李氏は「ネルビリア属の花が緑色のものは少ないが、この新種の萼と花弁は美しい緑色をしているため、緑花芋蘭と名付けた」と述べた。
この新種は現在、雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州の景洪市、勐海県に分布している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月17日
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