深センで宅配営業所を経営する韓威さん(東方IC が画像の著作権所有。転載禁止) |
深センに住む「95後」(1995-2000年生まれ)の韓威さんは、もともと自宅近くでガードマンの仕事に就いていたが、数年前にガードマンを辞めて宅配の仕事をはじめ、現在は、深セン坂田にある宅配営業所を経営している。商売はますます繁盛しており、韓さんの成功談は地元でサクセスストーリーとして広まっている。ガードマン時代の月収2千元(1元は約16.6円)が今では3万元にまで増えているのだという。韓さんは1997年に地元深センで生まれた。実家は、「城中村(低所得者居住地域)」に8階建てビルを所有しており、そこからの賃貸収入があるほか、村の集団配当金もあるため、実家の所得はかなり高く、深センにおける「富裕家庭の二代目」と言っていい境遇だった。そのため、2年前に宅配業を始めた当初、周りの人々は、「金持ちの坊ちゃんが庶民の暮らしを体験しているだけ」と噂していたのだという。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年3月18日