国防部（国防省）の30日午後の定例記者会見で、国防部報道局局長を務める呉謙報道官（大佐）が質問に答えた。
【記者】米議会の一部議員がこのほど「中国人民解放軍査証安全法案」を提出した。中国軍当局が雇用する、またはその援助を受ける人員への学生向けまたは訪問学者向け査証（ビザ）の発給を停止すべきだとし、他国にも似た措置を講じるよう提言している。これについてコメントは。
【呉報道官】中国側は重大な懸念と断固たる反対を表明する。すでに米側に厳正な申し入れを行った。米議会の一部議員が何の根拠もなく中国側人員の訪米動機の印象を悪くし、手段を選ばず両国の人的・文化的交流に障害を設けるのは、非常に悪質だ。われわれは米側に対して、両国・両軍関係がさらに損なわれることのないよう、誤ったやり方を止めるよう促す。（編集NA）
「人民網日本語版」2019年5月31日
