外交部が米国側の香港に関する悪辣な言論に反論

人民網日本語版 2019年08月10日14:22

中国外交部(外務省)の華春莹報道官は9日、米国の香港地区に関する悪辣な言論に関する記者の質問に回答した。人民日報が伝えた。

ある記者の、「香港の米国領事館役人が香港分裂派と接触したというメディア報道について、米国務省報道官は『米国の外交官の個人情報を漏らすことは全く受け入れられない。“野蛮な政権”や責任を負わない国家でなければこんなことはしない』と発言した。米国は米国の外交官がこうした関連業務を行うことを賞賛している。中国側はこの件をどう評するか」という質問に対し、華報道官は「米国の香港の件に対する頻繁な介入は、必然的に香港同胞を含む中国国民の断固たる反対と強い憤慨を呼んでいる。米国務省報道官はまず自身の言行を反省するべきであり、メディアの報道を持ち出してもっともらしく話をするべきではない。この件にかこつけて他国の政府を攻撃し、非難するなどは、なおのこと是非を転倒し、自分のことを棚に上げて逆に相手をとがめる行為で、それによって米国側の中国への内政干渉という事実を覆い隠そうとしている」と回答した。

華報道官は、「米国務省のこの報道官は思いがけなくも他国への内政干渉を世界各地の米国外交官の日常業務であると述べ、大いに賞賛した。米国がこのようなやり方をしていたら、世界は平和でいられるだろうか?」と問いただした。

華報道官はさらに、「香港は中国の香港である。中国の民心を侮辱することはできないし、民意を欺くこともできない。中国は米国に対し、国際法と国際関係基本準則を順守し、香港の件への介入をただちにやめ、中国への内政干渉をただちにやめるよう促す」と強調した。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月10日 

  

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