王毅国務委員兼外交部長(外相)は26日、自民党の野田聖子衆議院議員率いる日本議員訪中団と北京で会談した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
王部長は「中日は互いに重要かつ、引っ越すことのできない隣国であり、友好的に付き合わなければならない。これは両国及び両国民の根本利益にかなう。今年は新中国成立70周年で、日本も令和時代に入った。中日関係は新たな歴史的出発点に立っている。双方が両国関係改善の得た成果を大切にし、基礎を強固にし、強みを発揮し、短所をしっかりと補い、新局面を切り開くことを希望する。国際情勢が不確定性と不安定性に満ちている現在、近隣国間ではなおさらに理解し合い、支持し合い、助け合うべきだ。われわれは日本側と共に、ハイレベル往来を緊密化し、科学技術革新、医療、健康、療養、環境保護分野の協力を深化し、青少年など人的・文化的交流を強化して、両国関係が継続的発展の勢いを保つよう確保したい」と指摘。