新中国成立70周年

奮闘で創り上げたこの世の奇跡 (2)

--新中国成立70周年を祝して(一)

人民網日本語版 2019年09月29日16:07

改革開放は現代中国の運命を決定するカギとなる選択であり、それによって中国は国と民族の発展を妨げる一切の思想・体制面の障害を取り除き、高度に集中させた計画経済体制から活力に満ちた社会主義市場経済体制へ、閉鎖的または半閉鎖的から全方位的開放への偉大な歴史的転換の実現に成功し、中国経済は持続的かつ急速に発展し始めた。1952年から2018年までの間に、中国のGDPは679億1千万元(1元は約15.2円)から90兆300億元に激増し、実質で174倍成長した。1人あたりGDPは119元から6万4600元に増え、実質で70倍成長となった。今日の中国が、世界第二のエコノミーとなり、世界の物品取引総額第一位、外貨準備高第一位、高速鉄道距離第一位、銀行業規模第一位になるとは、誰が想像しただろうか。そして今日の中国が、1日あたり2460億元以上のGDPを産出し、輸出入貨物126億ドル、1億4000万件の宅配便を集荷・配送し、7万6千台の自動車を生産するようになるとは、誰が想像しただろうか?今日の中国は、すでにグローバルイノベーション指数トップ20にランクインし、1億以上の市場主体を有し、質の高い発展を目指してまい進し続け、至る所で活発にイノベーションが行われ、すばらしい夢が育まれ、中華の大地は勢いよく復興へと向かって進んでいる。米国コロンビア大学経済学教授のジェフリー・サックス氏は、「経済分野において、中国は巨大なサクセスストーリーだ」と率直に述べている。

かつてつまずき倒れた中国人は、「立ち上がる」ことの喜びを最も身に染みて分かっている。かつて貧しかった中国人は、「豊かになる」ことを最も渇望している。そして、復興の歩みを進める中国人は、「強くなる」自信を最も備えている。中国の世界経済成長への寄与率は何年も連続して30%を上回っており、世界経済成長における主な安定器と原動力になっている。中国の7億以上の農村貧困人口が貧困から抜け出し、世界の貧困削減への寄与率は70%を超え、人類の貧困削減史上の奇跡を打ちたてた。

新中国が70年で成し遂げた巨大な変化の衝撃は、その規模が極めて大きかったことにあるとみている人は多い。中国は約14億の人口を擁し、これまでに台頭した大国の人口の総和よりも多い。そして時間的な面でも、極めて短い期間に「圧縮」されていた。中国は西側諸国が数百年かかった道のりをわずか数十年で走り終えたのである。

これほど大きな規模でありながら、これほどのスピードで、これほど短い期間に、これほど大きな変化を成し遂げた奇跡が人々に与えた衝撃は、中国が急速な発展を実現したと同時に社会の長期的安定を確保し、経済・社会発展の活力を秩序良く解き放ち、活力と秩序、発展と安定のバランスを実現したことにもあった。

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