中国の大地において現れ続けている新たな奇跡の数々は、かつて「歴史の終わり」を断言した人々にまで「その見方の修正」を促し始めているほどだ。様々な国際会議において、中国の発言は注目を集め、中国の発展モデルは議題の中心となっている。2016年、「南南協力・発展学院」の特別学院における学習の際、モザンビーク経済財務省の顧問は、「私は中国の発展モデルを学びたいと考えており、モザンビークに適した発展の道を探したい」と話した。1979年における中国の1人あたりの平均所得は、サハラ砂漠以南のアフリカの国々の3分の1にも満たなかったからだ。現在、アフリカの多くの国々が中国に学び、自らの「モデル」を生み出している。
中華民族の偉大なる復興は、総合的な国力の向上だけでなく、豊かな内包を含めた「文明の台頭」でもある。今日、反グローバル化や保護主義、ポピュリズムといった思想の傾向に対し、中国は、「世界経済の大海は一つ一つ孤立した小さな湖や小さな流れに立ち戻ることは不可能だ」と固く信じている。中国の奇跡は、今まさに経済グローバル化が、「不可逆的な歴史の大きな流れ」であり、平和と発展は、「全人類の共通の望み」であり、手をとり合って人類運命共同体を建設することこそ、人類が光に満ちた素晴らしい未来を手にすることができる方法であることを指し示している。そしてこうした法則に対する認識は人類社会にとって極めて大きな意義をもっている。
歴史を振り返ってみても、中国共産党は最も開放的な意識を備え、開放的な思いを胸に抱いた政党であることがわかる。改革開放以来、中国は世界各国の人々が創造した優れた文明の成果を積極的に学び、参考にし、中国の実情に結び付けて運用してきた。未来に向けて、人類を進歩させるための事業に志を抱き、奮闘する中国共産党は、引き続き中国の発展が世界にさらに多くのチャンスを創造し続け、中国の実践を通じて、人類社会発展の法則を探究しつつ、世界と共有し続けることで、人類のために新たな、より大きな貢献をしていくという崇高な使命を、よりしっかりと担っていくつもりだ。
2018年10月に習近平総書記が広東省を視察した際、現在の中国共産党の盤石とした信仰と信念、決心を再び世界に向けて宣言し、新中国の奮闘の道における遠大な理想について、「第18回党大会後に初めて視察する場所は深センであり、改革開放40周年を迎えた現在再びここを訪れたのは、世界に向けて、中国の改革は止まることなく、開放の歩みは止まることなく、中国は必ずや世界が目を見張るような新たなより大きな奇跡を起こすだろう」と述べた。(編集TG、AK)
「人民網日本語版」2019年9月29日