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香港行政長官「無法状態の暴徒の徹底した阻止を決意」

人民網日本語版 2019年10月09日15:45

香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は8日、行政会議の前に記者団に対し「この3連休の期間中、暴徒は香港各区で深刻で広範な破壊行為を実行した。香港MTRやターゲットにした店舗に対する破壊、一般市民への襲撃、不法バリケードを設置して車両を遮り調べるなどがあり、すでに無法状態というレベルに達した。特区政府は最大の決意をもって、こうした暴力行為を阻止する」と表明した。新華社が伝えた。

林鄭月娥氏は「暴徒の暴力破壊行為は香港の小売業、飲食業、観光業、ホテル業に深刻な打撃を与え、現場の従業員計60万人の生計に影響を与えている。特区政府は以前打ち出した一連の措置を速やかに実行に移し、こうした業界の苦境を和らげる手助けをする」と説明。

「暴乱はすでに4カ月近く続いている。さらに断固たる行動を取って、今回のかつてなくひどい状況に対処しなければならない。覆面禁止法の制定は、警察側の法執行への協力、及び人々、特に若者が覆面すれば身元を判別されないと考えて法規を顧みず、違法行為をするのを防ぐことが目的だ」と述べた。

林鄭月娥氏はさらに「誰であれ、特に外国人は、香港の現在の状況について論じる際は、第1に物事を客観的に見る必要がある。第2に事件の本質を見極める必要がある。第3に、香港で起きている事がもし自国で起きたら、自分達はどのような行動を取るだろうかと考える共感の心を持ってほしい。香港について悪意ある批判をしたり、香港の暴力的デモ参加者の肩を持ち、訴えを平和的に表明する自由だと言ってはならない。これは無責任な論評だ」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月9日

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