WEF幹部 スティグマタイゼーションと政治利用は感染症との戦いに無益

人民網日本語版 2020年04月13日15:35

感染症との世界の戦いにおいて特定の政治家やメディアがウイルスと感染症を政治的またはスティグマタイゼーションに利用していることについて、世界経済フォーラム(WEF)のRyan Morhard氏は「新型コロナウイルスは各国が共に直面する敵であり、スティグマタイゼーションや政治利用は注意力を分散させるだけであり、感染症との戦いに焦点を合わせるうえで無益だ。協力に専念して初めて我々はウイルスに勝利することができる」と述べた。中国新聞社が伝えた。

現在の世界的な感染拡大との戦いについて、Morhard氏は「各国はすでに状況の厳しさを認識している。各国が一致して感染曲線を抑える措置を講じる中、感染状況には次第に転換点の兆しが生じている。今後の鍵は、いかにして適切なメカニズムを探るかだ。大規模な感染症に対しては、各国が経済的な困難を緩和する政策を取るだけでなく、それ以上に公衆衛生分野で対応し、リスクにおける欠陥を補う必要があるからだ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年4月13日

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