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外交部(外務省)の趙立堅報道官は13日の定例記者会見で、日本の「読売新聞」が12日に掲載した評論に関して厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。
【記者】日本の「読売新聞」が、中国政府と中国共産党の体制が新型コロナウイルス感染による肺炎の感染拡大という「人災」を引き起こし、中国側はその感染症対策における失敗を認めたくないのだという主旨の評論を12日に掲載したが、中国側のこの件に関するコメントは?
【趙報道官】「読売新聞」の関連記事は事実を無視し、中国政府と中国共産党を悪意をもって攻撃し、中国に対する無知と偏見、傲慢さに満ちている。日本の人々を含めた国際社会の中国に対する認識を誤った方向に導き、報道機関としての職業的規範と道徳、基本的な良識に完全に背いている。中国側は一切の侮辱を受け入れない。同社関係者にはすでに厳正な申し入れを行っている。
中国は新型コロナウイルス対策に極めて多大な犠牲を払い、関連措置は中国人民全ての心からの支持を得て、段階的で重要な成果を収め、他国の感染症対策のための時間を稼ぎ、経験を蓄積してきた。これは紛れもない客観的な事実であり、広く国際社会における共通認識でもあり、誰も否定することはできない。
感染症は人類が直面している共通の挑戦だ。このような時こそ、協力がより必要となってくる。私たちは日本の関係方面にその誤りを正し、果たすべき社会的責任をしっかりと担い、中日両国の感染症対策協力と両国関係の改善発展を促進するために建設的な作用を発揮するよう厳粛に促していく。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年4月14日
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