新中国成立から70年が経ち、中華民族は立ち上がり、豊かになり、強くなる「中国の奇跡」を実現した。中国はどんなことをくぐり抜けてきたのか。中国はなぜこうなったのか。中国共産党はなぜこんなことができたのか。中国の特色ある社会主義の道への自信、理論への自信、制度への自信、文化への自信はどこからくるのか。このほど人民網が執筆編集し、人民日報出版社が発行したオールカラー全3冊の「70問で読み解く『中国の治世』」は、時代が発するこのような質問に答えた書籍だ。人民網が伝えた。
同書は人民網が新中国成立70周年を記念し、心を込めて企画・出版した大型書籍で、オムニメディアによる一連の報道を通じた「70年間の70の質問」が取り上げられている。編集者・記者300人あまりが70の報道チームを立ち上げ、中国の各地、各産業、各業界の第一線に深く入り込んで取材や調査研究を行い、政治、経済、文化、社会、生態環境など各分野に関わる問題への答えを探す中で、新中国70年間の歴史的成果を振り返り、整理し、中国の特色ある社会主義制度と国のガバナンスシステムの目に見える優位性および豊富な実践の成果を紹介し、歴史的成果と変革の背後にある「中国の遺伝子」と「中国の暗号」を全方位的に、多角的に、立体化して解析した。
人民網は2019年9月2日から11月25日までの間に相次いで発表された全70件のシリーズ報道を集めて書籍として出版した。この70件の報道は構想が巧みで、大きな視点によって小さな物語を記し、小さな出来事から大きな時代を見通すものだ。深く掘り下げながらわかりやすく平易な文章で書かれており、生き生きしたニュースの事実、専門家のデータ分析、画像・音声・動画など多様な素材を用いて、思想と深みと見識を備えた70篇の優れた作品となっている。読者は各報道の末尾にあるQRコードをスマートフォンで読み取ると関連の動画を見ることができ、メディアコンバージェンス型報道を通じて意義深く興味深い中国の物語を直感的に体験することができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月18日