中国の総領事館が身分を偽り活動との米主張は悪意ある中傷

人民網日本語版 2020年07月24日11:22
中国の総領事館が身分を偽り活動との米主張は悪意ある中傷

ポンペオ国務長官など米側高官が在ヒューストン中国総領事館の閉鎖の目的を「米国の知的財産権と国民の個人情報の保護」としていることについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は23日の定例記者会見で「在ヒューストン総領事館を含む中国の在米公館は両国民の親善と協力の促進に尽力し、米国において一貫して国際法と現地の法律を順守して職務を履行している。在ヒューストン中国総領事館が身分を偽り活動との米国の主張は全くの悪意ある中傷だ。在ヒューストン中国総領事館の閉鎖という米側の要求は国際法と国際関係の基本準則への重大な違反、中米領事条約の規定への重大な違反であり、中米関係を深刻に破壊するものだ。これによって中米両国民の友好の懸け橋が取り壊されつつある」と述べた。

汪報道官は「2018年7月と2020年1月の2回、米側は中国側の外交封印袋を勝手に開封した。この行動は『外交関係に関するウィーン条約』と『領事関係に関するウィーン条約』への公然たる違反であり、中国側の外交上の尊厳と安全保障上の利益への重大な侵害だ。米側のこの行為は国際法及び国際関係の準則と相反するものであり、強く非難されるべきだ」と述べた。

在ヒューストン中国総領事及び外交官2名が、偽の身分証明書を使用して中国人旅行者をチャーター機の搭乗口まで送り届けたことが発覚したとの米側の主張については「在米中国公館の人員の個人情報はいずれも米側に対して公開されており、透明だ。米側のこの主張は完全に理由のでっち上げであり、中国側に対する非難は事実と一致しない」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年7月24日

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