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外交部(外務省)の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で「中国側は米側に対して、冷戦思考やゼロサム思考とイデオロギー的偏見を棄て、両国関係が協調・協力・安定という正しい軌道に戻る後押しをするよう促す」と述べた。
報道によると、米国防総省ウェブサイトはエスパー国防長官の発言や米国防戦略を引用して「中国の台頭を米国の指導者が懸念することはないが、中国共産党の統治下で台頭する中国は懸念される」とした。
汪報道官は「中国は常に国際秩序の維持者、国際公平・正義の提唱者及び実践者だ。これは国際的に『国際機関から脱退と条約破棄』を繰り返し、国際法を都合が良ければ用い、悪ければ棄てる米国とは鮮明なコントラストを成す」と指摘。
「中国共産党による指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴だ。中国共産党は中国の発展と振興の根本的な保障であり、世界の平和を維持し、共同発展を促進する積極的なパワーだ。米側はほしいままに中国共産党を誹謗中傷し、八方手を尽くして中国共産党と中国国民の関係に水を差し、国際的にイデオロギー対立を造り出すのではなく、中国共産党が中国国民の支持を得ているという現実を尊重し、受け入れるべきだ」と強調した。
また「中国側の対米政策は一貫した、明確なものだ。我々は米側と非衝突・非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンの関係を発展させるべく尽力すると同時に、自らの主権・安全・発展上の利益を断固として守る。我々は米側に対して、冷戦思考やゼロサム思考とイデオロギー的偏見を棄て、中国と中米関係を正しく受け止め、ネガティブな言動を止め、中国側と向き合って進み、両国関係が協調・協力・安定という正しい軌道に戻る後押しをするよう促す」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月21日
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