責任感と互いに助け合うことを示した中国の義

ーー新型コロナウイルスとの闘いにおける中国の行動の道義編

人民網日本語版 2020年09月01日11:28

突如降りかかった新型コロナウイルスの感染拡大を前に、中国は国内の感染防止・抑制の取り組みをしっかりと行うと同時に、自らの幾重もの困難を克服し、可能な限り国際社会に支援の手を差し伸べ、国際的な公衆衛生上の安全を守り、実際の行動によって責任を引き受ける中国の道義を示し、互いに見守り助け合う大国の仁義をはっきりと示し、苦難を共にする中国の情義を繰り広げた。

■大国としての責任を引き受け道義を樹立

新型コロナ対策の期間、「人民至上、生命至上」が中国社会全体の最大の共通認識となり、世界最大規模の政権党の価値理念が明示された。

陣頭指揮を執り、自ら方針を立てる。習近平総書記は常に人民大衆の生命の安全と身体の健康を最優先した。患者の治療費は国が全額負担し、検査率と治癒率を最大限引き上げ、感染率と死亡率を最大限引き下げた。命を救うために医療要員は全力を尽くし、昼夜を問わず重体患者の治療にあたり、病魔との闘いに挑んだ。

オープンで透明。中国は初動段階で世界保健機関(WHO)及び各国に感染症に関する情報を自ら伝えた。果断で迅速。中国は初動段階で武漢を封鎖して、ウイルスの感染拡大を防いだ。整理し共有。中国は初動段階で最新の診療及び感染防止・抑制のプロトコル等技術文書をまとめて、世界180余りの国や地域、10余りの国際・地域組織と共有した。

包括的で徹底的かつ厳格な措置、統一的で効率的かつ段階的な行動。中国は新型コロナウイルス感染症の迅速な拡大を効果的に抑え込み、急速な感染拡大という危険なプロセスを遅らせ、滞らせ、ウイルスの国際的な感染拡大を防ぐ協力な防御線の構築に全力を尽くした。

■団結して新型コロナと闘い 仁義を示す

団結と協力の強化、多国間協調の推進。中国は新型コロナ対策の行動において仁義と堅守を存分に体現した。

感染拡大が発生して以来、習近平国家主席は多くの外国の指導者や国際組織のトップと会談し、新型コロナ対策における中国の努力と成果を紹介した。新型コロナ対策の国際会議で、習主席は団結と協力の重要性を頻りに強調し、「人類は運命共同体であり、団結と協力が感染症に打ち勝つための最も力強い武器だ」と述べた。中国の確固たる力強い声は新型コロナ対策の国際協力の推進に弾みをつけ、多国間主義及び公平・正義を守る自信を下支えした。

感染症との闘いにおいて、実際の行動がなおさらに仁義と思いやりを示した。新型コロナ対策物資を輸送する飛行機は次々に中国から世界各地へ飛び、中国の医療専門家チームは支援のため次々に海外へ駆けつけた。5月末までに、すでに中国は27か国に29の医療専門家チームを派遣。150か国と4つの国際組織への支援を完了または実施中だ。品質の保証を前提に、世界のために非常に不足している医療物資・設備をフル稼働で生産。5月24日までに、マスクだけで568億枚、防護服だけで2億5000万着を世界に輸出した。

こうした行動は中国の「大道の行われるや、天下を公と為す」の体現であり、国際社会から称賛された。

■民間支援が情義を示す

危難の時において中国は、「同舟相救う」という情義を実際の行動に移す。中国が最も深刻な感染状況にあったとき、国際社会、民間組織、各国企業は直ちに中国に支援の手を差し伸べた。感染が世界中に拡大するに伴い、中国の民間組織や世界各地の華僑・華人も次々に行動を起こし、力を尽くした。

中国の民間組織「国際交流促進会」は民間新型コロナ対策共同行動「シルクロード・コミュニティー構築」を発起して、すでに数10か国と物資寄贈、ノウハウ共有、ボランティア派遣等様々な形の協力を実施してきた。中国の150余りの社会団体や組織は「グリーン・リボン・アクション」を発起して、イタリアやイランなど約20か国及び国連人間居住計画に新型コロナ対策物資を寄贈した。民間の力は国境を越える博愛を伝え、人々の心を温めている。

今年前半の新型コロナ対策を振り返ると、中国の道義は「生命至上」及び「共に困難を引き受ける」という約束の中に刻まれ、団結して闘い、手を携えて協力する行動の中に体現され、苦難を共にし、助け合いに尽力した記憶の中に残された。中国と国際社会の共に感染症と闘う厚い情義は、人類運命共同体という理念を生き生きと描写している。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年9月1日

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