ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長が19日、米大統領選への干渉を企てているとして中国側を非難した事について、外交部(外務省)の趙立堅報道官は20日の定例記者会見で「ナバロ氏はとうに信用を完全に失っている。中国側は米国の政治屋に対して、自らの利益のために中国を選挙戦の材料にしないよう促す」と述べた。
趙報道官は「新型コロナウイルス対策における米政府の行動がどうであるかについては、米国民に最も発言権があり、国際社会も自分の判断を持っている。我々はナバロ氏を含む政治屋に対して、責任転嫁や卑劣なパフォーマンスを止めるよう忠告する。さもなくば自ら恥をさらすことになるだけだ」と指摘。
米大統領選については「米大統領選は米国内の事であり、中国側は興味がないし、これまで干渉したこともない。また、中国側は米国の政治屋に対して、自らの利益のために中国を選挙戦の材料にしないよう促す」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年8月21日