国連総会で先日、新型コロナウイルス感染症に関する決議が採択された。中国代表は総会で、中国に対する米側のいわれなき非難に厳しく反論した。新華社が伝えた。
中国代表は「国連総会が新型コロナ対策で団結を呼びかけている時に、米側代表は再び調和を乱す発言をし、再び白を黒と言い、責任を転嫁し、再び政治ウイルスを広めることに全力を尽くした。中国側はこれに断固として反対し、これを完全に拒絶する」と表明。
「感染症の発生以来、中国側は終始公開性と透明性及び責任ある姿勢で国際社会と感染症に関する情報を共有し続けてきた。早くも今年1月3日には、米側に正式に定期的な通知を始めた。メディアの報道によると、米側は感染拡大初期から感染症の危険性を認識していながら、パニックを引き起こさないよう自国民には故意に危険性をうやむやにした。隠蔽していたのは誰か?最も先進的な医療技術と最も発達した医療システムを持つ米国が最も感染者数が多いのはなぜか?ニューヨークが感染拡大の震源となり、国連が創設75周年の際に『ロックダウン』を余儀なくされたのはなぜか?すでに国際社会は非常にはっきりと分かっているはずだ。米側の嘘を信じる者はとうにいない」とした。
また「中国側は国連加盟国に対して、米側に感染症の問題において政治ウイルスを広め、国際社会と対立する側に立ち、誤った道を突き進むのではなく、事実を尊重し、科学を尊重し、自国民の命と健康を真に重視することを共に要求するよう呼びかける」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年9月14日
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