国連創設75周年で中国が立場文書発表

人民網日本語版 2020年09月11日10:18

外交部(外務省)は10日「国連創設75周年に関する中国の立場文書」を発表して、国連の役割、国際情勢、持続可能な発展、感染症対策協力等の問題について中国側の立場と主張を明らかにした。新華社が伝えた。

立場文書は「国際社会は国連創設75周年記念を重要な契機として、世界反ファシズム戦争の勝利の成果を共に守り、一国主義、覇権主義、パワーポリティクスを阻止し、多国間主義への支持を堅持し、国連憲章の趣旨と原則を断固として守り、国連を中心とする国際体制及び国際法に基づく国際秩序を維持するべきだ。中国は世界各国と共に人類運命共同体を構築することを望んでいる」と表明。

感染症対策協力の面では「団結を強化し、感染症の政治利用やウイルスにレッテルを貼るやり方を止め、世界保健機関(WHO)の非常に重要なリーダーシップを十分に発揮して、国際的共同対策を推進し、力を合わせて新型コロナウイルス感染症と闘うべきだ。情報交流、政策面の意思疎通と行動の協調を強化し、医薬品、ワクチン、検査の面で科学技術研究の難関攻略を加速し、一日も早くブレイクスルー的成果を得ることを目指すべきだ。環境の整っている国は常態的な感染防止・抑制をしっかりと行うことを前提に、WHOの提言に従い、段階的に企業活動や学校を再開すると同時に、感染状況の推移に基づき、速やかに的確な調整を行うべきだ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年9月11日

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