中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は3日の定例記者会見で「中国の軍人が中国・ネパール国境地帯の土地5か所を『併呑』したとの報道は、根も葉もない全くのデマだ」と指摘した。
【記者】ネパールの政治屋は、中国の軍人が中国・ネパール国境地帯の土地5か所、計150ヘクタール余りを「併呑」したと言っている。河の流れを変えることで占有した以前の河床も含まれるという。これについて、外交部としてコメントは。
【汪報道官】その報道は根も葉もない全くのデマだ。その報道の原稿を書いた人々は、どのような根拠があるのかをまずはっきりと説明するべきだ。このような報道をする前に、まず責任をもって事実確認を行うよう彼らに提案する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月4日