
外交部(外務省)の汪文斌報道官は3日の定例記者会見で、ミャンマー政局の変化に関する質問に対し、「国際社会はミャンマーが意見の相違を適切に解決するために望ましい外部環境をつくり出すべきだ」と表明した。
汪報道官は、「国連安保理が2日、ミャンマー情勢について内部協議を行い、中国は建設的な態度で議論に参加した。国際社会はミャンマーが意見の相違を適切に解決するために望ましい外部環境を作り出すべきだ。安保理の取るいかなる行動も、ミャンマーの政治的・社会的安定に資し、ミャンマーの平和と和解に資するものであるべきだ。対立を激化させ、情勢をさらに複雑化させることは避けるべきだ」と表明。
「安保理で議論中の内部文書が漏洩したことについて、中国としては理解ができず、驚いている。これは安保理の作業規則と合致せず、安保理構成国間の団結と相互信頼にとってもマイナスだ」と述べた。
ミャンマー政局の変化の背後に中国の「水面下の支持」または「黙認」があったとの伝聞については、「その主張は事実でない。ミャンマーの友好的隣国として、中国はミャンマーの各者が憲法と法律の枠組みで意見の相違を適切に処理し、政治的・社会的安定を維持することを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月4日
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