ヴォルカン・ボズクル第75回国連総会議長は現地時間7日、低所得国には、世界のワクチンの0.3%しか渡っていないと指摘した。
ボズクル議長は、「私は新型コロナウイルスワクチンの特許権放棄に関する先般の措置を歓迎する。世界貿易機関(WTO)で承認されれば、これはワクチン増産を促進し、命を救うことが可能になる」と指摘。
「現在直面している問題は、我々には敵に打ち勝つための弾薬があるが、それでも低所得国には現在ワクチンの0.3%しか渡っていないこと」として、この状況を変えるよう各国に訴えた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月10日