世界保健機関(WHO)は現地時間の7日、中国国薬集団(シノファーム)の新型コロナウイルスワクチンをWHOの緊急使用リストに入れることを明らかにした。同ワクチンはリスト入りした6種類目のワクチンになる。人民日報が伝えた。
WHOのテドロス事務局長は同日の記者会見で、「WHOは国薬集団傘下の中国生物北京公司が開発したワクチンを緊急使用リストに入れる。このワクチンはWHOのワクチンの安全性、有効性、品質に関する基準を満たしている。今回このワクチンがリストに入ったことで、WHO主導のワクチンを途上国などに配分する国際的枠組み『COVAX(コバックス)』が国薬の新型コロナワクチンを調達できるようになり、関係国の医薬品監督管理機関がこのワクチンを承認する場合の信頼感を高め、国薬製ワクチンの輸入と接種のペースを加速させることができる」と述べた。
WHOの免疫接種を担当する戦略的コンサルティング専門家チームは、既存のデータに基づいて、18歳以上の成人は国薬の新型コロナワクチンを2回接種するとよいと提案した。WHOの標準では、有効率は50%以上、70%に近いか70%以上が望ましいうえ、安全性が高い新型コロナウイルスワクチンでなければ緊急使用リストには加えられない。
同チームのアレハンドロ・クラビオット代表はこのほど記者会見で、「国薬集団と中国科興公司(シノバック)が提出したワクチンのデータからはっきりとわかるように、両社のワクチンの保護効果はWHOの要求に合致し、また両社が提出したデータも2種類のワクチンの安全性を示しており、人体には害がない」と述べた。このほか、中国科興が開発した新型コロナウイルスワクチンも、WHOの緊急使用リスト入りするかどうかの評価作業が最終段階に入っている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月8日
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