中国共産党創立100周年

習近平国家主席がセルビア大統領、フィジー首相と電話会談

人民網日本語版 2021年06月25日13:54

習近平国家主席は24日、セルビアのブチッチ大統領、フィジーのバイニマラマ首相と電話会談を行った。新華社が伝えた。

ブチッチ大統領との会談で習主席は、「中国はセルビア国民が自国の国情に基づき選択した発展路線を支持する。双方は質の高い『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設の推進を加速し、協力の新たな成長分野を育成し、チャンスを共有し、共に発展を図る必要がある。手を携えて新型コロナウイルスのパンデミック、経済回復、気候変動などグローバルな試練に対処する必要がある。セルビアが必要としさえすれば、中国は引き続きセルビアの新型コロナとの闘いを手助けする意向だ。多国間問題で協力を強化し、国連中心の国際体制を断固として維持し、国際法と国際関係の基本準則を守り、真の多国間主義を実行する必要がある。中国・中東欧諸国首脳会議での合意と成果をしっかりと実行に移し、中国・中東欧諸国協力が新たな発展を遂げ続ける後押しをする必要がある」とした。

ブチッチ大統領は、「中国共産党創立100年に対する祝意を表する。中国はセルビアの新型コロナとの闘いに貴い援助を行い、昔からの友情を深め、揺るぎないものにした。ワクチンなどの面で引き続き協力を強化することを望む。『一帯一路』共同建設に積極的に参加し、各分野で実務協力を拡大していきたい。セルビアは中国・中東欧諸国協力を断固として支持し、引き続き積極的に推進していく」とした。

バイニマラマ首相との会談で習主席は、「中国はフィジーの新型コロナとの闘いを引き続きワクチンなどで支援し、中国・太平洋島嶼国緊急物資備蓄庫を設立し、公衆衛生上の緊急事態や自然災害へのフィジーなど島嶼国の対処能力を高める手助けをしていきたい。フィジー側と戦略的連携を強化し、『一帯一路』を共同建設し、貿易・投資、インフラ、交通・通信、観光分野で協力を深め、引き続き菌草、農業技術協力などの事業をしっかりと実施し、フィジーの経済・社会発展を手助けしていきたい」とした。

バイニマラマ首相は、「フィジーの新型コロナとの闘いに対する中国の貴い支援に感謝する。フィジーは『一つの中国』政策を揺るがず遂行し、台湾地区、香港地区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区関連の問題で客観的かつ公正な立場を堅持しており、中国の利益を損なう事はしない。中国と交流を強化し、互恵協力を深め、国際問題で意思疎通と協力を緊密化していきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年6月25日

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