国連人権理事会第47回会合は12日、中国の提出した「全ての人権の享有に対する発展の貢献」決議を採択した。中国新聞網が伝えた。
決議は、▼発展は全ての人権の享有に対して重要な貢献があり、発展の目標は全ての人々の幸福の増進である。素晴らしい生活への人々の憧れを各国は満たすべきである▼持続可能な発展の推進、貧困の根絶などにおける各国の多大な努力と重大な成果を歓迎する▼人々を中心とする発展、人々のものである発展、人々に依拠する発展、そして発展の成果の人々による享受を実現すること、持続可能な発展を促進して、より良く人権が享有されるようにするとともに、発展の機会の平等な享有を促進することを各国に呼びかけた。
陳旭・在ジュネーブ国際機関中国政府代表部大使は国連人権理事会で決議案について説明した際、「現在もなお新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し、各国の経済・社会発展及び人権の享有に深刻な影響を与えている。厳しい試練を前に、各国は団結と協力を強化し、手を携えて新型コロナウイルスのパンデミックに打ち勝つと同時に、持続可能な発展の推進に力を入れる必要がある。特に貧困削減の努力を強化して、パンデミックが各国の人々の生活にもたらした負の影響を克服する必要がある。そのため中国は共同提出国と共に、国連人権理事会で再び『全ての人権の享有に対する発展の貢献』決議案を提出した。各国が共通認識を形成し、持続可能な発展を共に推進し、人権の普遍的享有を促進するうえで、決議が助けとなることを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月13日