河南省鄭州市は7月20日、突然の記録的な大雨に見舞われ、市内で深刻な内水氾濫が生じた。これを受けて、中国の高分解能地球観測システム「高分7号」と「高分6号」衛星により、被災地の観測が実施された。7月21日の時点で、衛星搭載カメラによる撮影が2回にわたって行われ、被災地の状況が良く分かる画像データ3枚および同地域の被災前の画像データ3枚が共有された。これらの衛星は今後も引き続き、洪水状況の監視測定や被災後の評価のための有力なデータを提供することになる。中国新聞網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年7月23日