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中国ネットユーザー1000万人超がWHOにフォート・デトリックの調査を要求 (2)

人民網日本語版 2021年07月26日13:48

ロシアのネットユーザー達は署名活動のニュースにも注目している。RTの記事のコメント欄には、米国での起源解明調査について「良いアイディアだ。2015年にコウモリを使って同じウイルスの研究を行ったノースカロライナ大学も調べてみるといい」など賛同する声が少なからず寄せられた。

また、「世界中の人々も署名できるようにするといい。真相がどのようなものであれ、世界がそれを知りたがっている。隠すものがないのなら、WHOによる徹底的な調査を認めるべきだ」と署名活動の世界への拡大を求める声や、「中国にはウイルスを流出させる動機がないが、米国にはある。このようなウイルスを流出させても中国には何のメリットもないが、米国にはある。米国は自らが没落する中で中国の台頭を阻止するためには何だってする」と分析する声もあった。

中国外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で署名活動に言及した際、「フォート・デトリックの調査は中国国民を含む各国の人々が求めているものであり、ウイルス起源解明の問題において米側が回答せねばならない問題だ。新型コロナで失われた自国の63万余りの人命を前に、米国は透明性をもって、的確な措置を講じ、自国の感染源を徹底的に調査し、自国の新型コロナ対策が失敗した原因を徹底的に調査するとともに、責任者を追及し、フォート・デトリック及び海外に設けた200ヶ所余りの生物学研究所をめぐる様々な疑惑を徹底的に調査し、世界の人々と国際社会に説明を行うべきだ」とした。

7月24日夜、米フォート・デトリックの調査をWHOに求める中国ネットユーザーの署名活動に使用されているサーバーが2回にわたってサイバー攻撃を受けた。攻撃を仕掛けたIPアドレスはいずれも米国内のものだった。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月26日

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