新型コロナウイルスの起源解明の次の段階の調査において、米フォート・デトリックに対する調査を実施するよう世界保健機関(WHO)に求める公開書簡への中国人ネットユーザーの署名が、7月24日午後10時50分までに1000万筆超に達した。署名数は現在も急速に増え続けており、外国メディアも広く注目している。
中国のネットユーザー達は今年6月、フォート・デトリックの調査を求める公開書簡を提出。7月27日にも、フォート・デトリックを公開して中国など米国の地政学的影響力から独立した国々の専門家による徹底的調査を行うよう求める公開書簡を改めて提出するとともに、環球時報に署名活動を委託した。
「ロシア・トゥデイ」(RT)も現地時間21日「北京が再びフォート・デトリックの調査を要求、米国での新型コロナ起源調査をWHOに求め中国人470万人が署名」との見出しで、署名活動を報じた。RTは、2019年に米疾病予防管理センター(CDC)が「安全上の潜在リスク」を理由にフォート・デトリックに運用の一時停止を要求したことに言及。さらに、同年米ウィスコンシン州で大規模な「電子タバコ病」が発生したとの中国外交部(外務省)の趙立堅報道官の発言を引用した。RTは、今年WHOが中国で行った起源解明調査の結果は、2019年末に武漢で出現した新型コロナの症例が動物からヒトへの感染であったことを示していると報じた。
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