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この9つの質問に米国は回答できるのか?

人民網日本語版 2021年07月28日09:24

(1)フォート・デトリック閉鎖の原因は何か?

2019年7月、米疾病予防管理センター(CDC)は米軍のBSL-4施設「フォート・デトリック」を緊急閉鎖し、「高病原性病原体の研究活動」を一時停止するよう命じた。これとほぼ同時期に、フォート・デトリックから車で1時間の距離にある退職者向けコミュニティで原因不明の呼吸器系疾患が発生し、全米の複数の州で新型コロナウイルス感染症と極めて似た「電子タバコ肺炎」の症例が数千件報告された。フォート・デトリックは原因不明の疾患や「電子タバコ肺炎」と一体どう関係しているのか?CDCがいまだに「国家安全保障」を理由に言葉を濁し、基地閉鎖の原因を公表しようとしないのはなぜか?その背後には、人には言えないどんな秘密があるのか?

フォート・デトリック(米メディアより)

(2)米国は世界200ヶ所余りの生物学研究所で一体何をしていたのか?

現時点で、米国はウクライナやアフガニスタンなど25ヶ国・地域に200ヶ所余りの軍事生物学研究所を設置している。USAトゥデイの調査により、2003年以降、研究所関連で「致死性微生物との偶発的接触事故」が累計数百件起き、直接的接触者の致死性ウイルスへの感染、コミュニティでの感染症拡大という結果がもたらされたことが明らかになった。また2020年には、同国内で米軍の生物学研究所が15ヶ所設置された後、様々な感染症が発生したことをウクライナの議員が声明で明らかにした。ハーバード公衆衛生大学院の疫学専門家は、「米国の生物学研究所10ヶ所で関連実験を10年間行った場合、研究所のスタッフは20%の確率でウイルスに感染するうえ、他人にも感染させる」と指摘した。これら米国の海外200ヶ所余りの生物学研究所は一体何をしていたのか?なぜ国際的調査を受け入れようとしないのか?米国は生物兵器禁止条約(BWC)に基づく調査メカニズムの設置を阻止した唯一の国だが、一体何を心配しているのか?

防護服を着て作業する米軍生物学研究所の研究者(AP通信より)

(3)パンデミック演習が現実と非常に一致するのは偶然か、それとも「シナリオ」があったのか?

2019年1~8月、米保健福祉省(HHS)はパンデミック演習「Crimson Contagion」を実施した。演習は「中国で発生した呼吸器系ウイルスが世界各地に広まり」、最終的に「米国人1億1000万人が感染し、58万人が死亡」との想定で行われた。2019年10月、米国の複数の機関がパンデミック演習「Event 201」を実施。「新型の人獣共通感染症コロナウイルス」のパンデミックをシミュレートした。このウイルスはSARSと非常に似たウイルスだが、感染力が強く、有効なワクチンを開発してようやく制御が可能となるという設定だった。米国の演習設定がこれほど現実と符合するのは、偶然の一致なのか、それとも最初から「シナリオ」があったのか?

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