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王毅外交部長がアフガニスタン・タリバン幹部と会談

人民網日本語版 2021年07月29日13:13

王毅国務委員兼外交部長(外相)は28日、アフガニスタン・タリバンの政治委員会トップ、バラダル氏一行と天津で会談した。アフガニスタン・タリバンの宗教委員会と宣伝委員会のトップも同席した。新華社が伝えた。

王部長は、「中国は常にアフガニスタンの主権、独立、領土保全を尊重し、内政不干渉を堅持し、アフガニスタンの全ての人々への友好政策を遂行している。アフガニスタンの未来と運命は、アフガニスタンの人々の手に委ねられるべきだ。アフガニスタン・タリバンはアフガニスタンにおいて決定的影響力を持つ軍事・政治勢力であり、アフガニスタンの和平・和解と復興のプロセスにおいて重要な役割を果たすことが期待される。アフガニスタンの各派、各民族は一致団結して、『アフガニスタンはアフガニスタン人が主導するべきであり、アフガニスタン人のものである』との原則を真に実現させるべきだ」と指摘。

また、「アフガニスタン・タリバンが『東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)』などあらゆるテロ組織と完全に明確な一線を画し、断固たる効果的な打撃を与え、地域の安全と安定及び発展と協力のために障害を除去することを望む」と強調した。

バラダル氏はアフガン和平・和解プロセスにおいて中国の果たしている公正で積極的な役割を称賛。「アフガニスタン・タリバンは各方面と共に、アフガニスタンに広範かつ包摂的で、アフガニスタンの人々全てに受け入れられる政治枠組を構築し、人権と女性や子供の権利・利益を保障すべく尽力することを望んでいる。それがいかなる勢力であれ、アフガニスタンの領土を利用して中国に危害を加える事は決して許さない。中国側がアフガン和平・復興プロセスへの関与を強め、将来のアフガニスタンの復興と経済発展において、より大きな役割を発揮することを希望する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月29日

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